同じアパレル店員として働いても、アルバイトや契約社員、正社員と雇用形態の違いによってその給料には大きな差が生まれます。
少しでも高い年収が欲しい、店長やエリアマネージャーに昇格を狙っているのであれば、パートやバイトで働くのは不利。
ただし主婦や学生が扶養控除の範囲内で仕事をするなら、パートやバイトはとても都合の良い働き方です。

どのような雇用形態で働くかは、労働者の置かれた立場や経済的な状況によりさまざま。
ただ、働き方によって収入に差がつく事だけは覚えておきましょう。

パート、契約社員など雇用形態の差について

給与額に大きく直結する雇用形態ですが、まず一番に思いつくのは正規社員(正社員)ですね。
この雇用形態は会社と直接雇用契約を結んでいるため、短期間の就労を目的としていません。

長く働いてもらう事を前提にしているので、福利厚生面が充実しているのが特徴。
厚生年金や健康保険、雇用保険がついているのはもちろん、退職時に勤務年数に応じた退職金が支払われる事もあります。

契約社員ですが、こちらも会社と直接雇用契約を結ぶ事に変わりはありません。
ただし半年や1年など働く期間が決められており、双方の合意の元に契約を更新していくシステムです。

パートやバイトは時間給により働く勤務形態の事で、正規職員の勤務時間が8時間であるのに対してパート職員は短時間勤務であるケースもかなりあります。
主婦が家事の合間を縫って仕事をする場合、パートを選択する方も少なくありません。

雇用形態別の給料格差について

ではアパレル業界の給与は雇用形態別のどれだけ違うのでしょうか?
もちろん勤務する会社によって給料には違いがありますが、平均的な金額でチェックしてみましょう。

まず正社員ですが、月給は手取り金額で約17~20万円前後が相場となっています。
契約社員もほとんど差がありませんが、正社員よりも若干低めになっているようです。

年収ベースでみると約200~250万円前後となり、都内でアパートを借りて一人暮らしをするにはやや厳しい数字。
家賃の安い部屋を借り、生活費を切り詰めないと生活する事はできません。

これが店長やエリアマネージャーになると年収は400~500万円までアップする例も。
肩書きのないアパレル店員のままでは、ゆとりある暮らしを送るのは難しいと言えますね。

アルバイト・パートの場合は時給約900円前後が相場となっています。
渋谷区内でのコンビニ店員の時給が約950円前後なので、コンビニ店員の時給とさほど違いがないのが実状ですね。

もしパートとして時給900円で毎日6時間、一か月に20日間働くと月給は約10.8万円。
約11万円のお給料では十分な生活ができるとは言えませんが、主婦が家計の足しにするのであれば十分でしょう。