アパレル店員には「今月の売上ノルマ」や「今週の売り上げ目標」などのノルマが課せられるケースがあります。
それらノルマをクリアしないと、自分への評価が上がらない、ボーナス査定に響く、店長からお小言を聞くなど販売員として嬉しくない状況が待っている事に。

例えノルマがなくても売り上げがUPする接客を心がければ、自然にお店の売り上げは上がり販売員への評価も同時にアップしていきます。
では売上がアップする接客のコツとはどういったものなのでしょうか?

入店してすぐのお客様に声を掛けない

売り上げをアップさせたいと思えば、まずはお客様の立場になって考えるのが一番です。
もしお店に入ってすぐにアパレル店員から声を掛けられたらどうでしょうか?
もしお喋りな店員のせいでゆっくり商品がチェックできない時はどう思うでしょうか?

想像力を働かせてお客様の動向をチェックしていると、お客様に声をかけるタイミングやお勧めできそうな商品が見えてきます。
一番良くないのはアパレル店員の都合で(ノルマを達成したい焦りから)無理に話しをしてしまうこと。

そうではなく、お客様の目線や表情から「この商品を欲しがっているのでは?」とイメージして、さりげなく声をかけましょう。
お客様との会話から最適な商品をお勧めするのもアパレル店員の仕事です。

ただ「素敵ですね」「良くお似合いですよ」と、どこかで聞いたような紋切型の褒め言葉しか出ないなら、お客様の気持ちもイマイチ盛り上がりませんね。
ここで「こちらの商品はウエストを細く見せてくれるデザインなので、スッキリとしたラインになりますよ」と商品のメリットをさりげなく伝えられると「なら、それを頂くわ」と自然にセールスに繋がりますね。

もし「自分で探しますから」と言われれば、深追いはせずに「では何かご用がありましたらお声をおかけください」と引き下がり、適度な距離感を保つ事も大切です。

せっかく商品を買いに来たお客様なのに、あまりにもしつこい声掛けで店外へ逃げてしまったケースもあるため、何でもかんでも声を掛ければいい、というわけではないのです。

お客様にさりげなく関連商品を薦める

お店の売り上げをアップさせるには、いかに関連商品をアピールできるかも鍵です。
シャツやスカートなどを購入してもらったらそこで終わりではありません。

「お客様、こちらのバッグはいかがでしょうか?
スカートの色に合っていますし、夏らしい涼しい色合いで素敵ですよ」「こちらのアクセサリーを合わせますと、パッと華やかな印象になると思いませんか?」と顧客に具体的なイメージを与えながらバッグや靴、スカーフ、アクセサリーなど関連商品を一緒に購入してもらうと売上がアップ。

お客様が納得して「良い買い物が出来た」と喜んでくれればいいのですが、うわべだけのセールストークで無理に商品を購入させると、帰宅後に「もう二度とあのお店には行かない」と、お客様は怒りを爆発させてしまうかもしれません。

お客様に納得して商品を購入して頂く事、そのための顧客との距離感や商品の知識、コミュニケーション術、好感のもてる笑顔や接客マナーなどが必要になります。
アパレル店員だから何も勉強しなくていい、ただ適当に褒めて商品を売ればいい、では仕事は長続きしないかもしれません。